皆さん誕生石のそれぞれの意味や歴史はご存じですか?
ご自身の誕生石については調べたりされる方もいらっしゃると思いますが、
有名な石だけでなく、最近追加された新しい誕生石を知っておくと大切な方のプレゼントなどにも役立つかもしれません。
今回は4月の誕生石、『ダイヤモンド』と新しく誕生した『モルガナイト』をご紹介いたします。
ダイヤモンド DIAMOND
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- 英名
- DIAMOND(ダイヤモンド)
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- 和名
- 金剛石
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- モース硬度
- 10
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- 色
- 基本無色(ブルーダイヤ、イエローダイヤなど色がついている場合もあり)
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- 誕生石
- 4月
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- 主な産地
- 南アフリカ共和国・ロシア・アンゴラ・コンゴ・ボツワナなど
- 主な産地
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- 石言葉
- 純潔・清浄無垢・純愛・永遠の絆
- 石言葉
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ダイヤモンドは宝石を代表する鉱石といっても過言ではなく、結婚指輪など数多くの装飾品にも使われている一般的な宝石になります。
ダイヤモンドは「永遠の絆」「変わらぬ愛」「清純無垢」などの石言葉もあり、プレゼントなどに最適な宝石となります。
さらに鉱石の中で最も硬い鉱石となっており、まさに「永遠の絆」に相応しい宝石です。
ダイヤモンドとダイアモンドはどちらの表記が正しい表記なの?
よくダイヤモンドと表記されていたりダイアモンドと表記されていたりしますがどちらが正しい表記なの?とご質問を頂きます。
一般的にはダイヤモンドが正しい表記になりますが実はダイアモンドでも正しい表記になります。
ダイヤモンドはなぜ高いの?
ダイヤモンドは装飾に使わてたり、鉱石の硬さで工業製品に使われたりと多くの使用用途がございます。ダイヤモンドの流通は世界的に見ても少なくはないですが、装飾に使われるようなきれいな色のダイヤモンドは数が少ない希少な鉱石になります。キレイなダイヤモンドで大きいサイズになるとさらに高額になったりします。
ダイヤモンドには4Cと呼ばれる品質基準があり、ダイヤモンドの4Cが高評価になればなるほどダイヤモンドの価格は高額になります。
ダイヤモンドの品質基準(4C)
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- Carat-カラット(重さ)
- ダイヤモンドの重さ、大きさを表す数値になります。1ctは0.200gと定義されており、大きければ大きいほど価格も高くなります。
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- Cut-カット(輝き)
- ダイヤモンドの美しい煌めきや輝きを決める要素になります。
鑑定機関によるグレードの違いはあります。
婚約指輪のダイヤモンドに多く用いられる「ラウンドブリリアントカット」はダイヤモンドに光が当たった時に最も効率よく反射させ美しく魅せる形として考えられました。
ダイヤモンドの評価基準(4C)の中で唯一人の手で加工され評価が変わる基準になります。
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- Color-カラー(色)
- ダイヤモンドの地色を表します。
評価基準として本当に無色なダイヤモンドからをDとして、D➡E➡F・・・・・・・・X➡Y➡Zと評価が変わってきます。Dのダイヤモンドは数多くあるダイヤモンドの中でも特に希少で価格が高くなる傾向があります。一般的な結婚指輪などはDEFのランクが使用されるのがほとんどです。
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- Clarity-クラリティ(透明度)
- ダイヤモンドの内包物、疵(キズ)の表記になります。
内包物、疵(キズ)が少ないほど高評価となり、評価の基準として
FL(内外部無欠点)➡IF(内部無欠点)➡VVS1(ごくごくわずかな内包物)➡VVS2(ごくごくわずかな内包物)➡VS1➡VS2・・・・・I3と評価基準で決められており、FL(内外部無欠点)になると価値がとても高いダイヤモンドとして評価されます。
テレビなどで著名人が着用しているなどで話題になっている
とても大きいダイヤモンドが付いた指輪で内包物などもなく無色でとてもきれいなダイヤモンドを付けている方がいらっしゃいますがダイヤモンドの価値としてはかなり希少で長い歴史を見ても市場で出回っておらず価格も数億円の値段がついているダイヤモンドがあります。
結婚指輪などに使用されているダイヤモンドは実は・・・・
実は結婚指輪に使用されているダイヤモンドは近くでダイヤモンドを見ることが出来るため高品質のダイヤモンドを使用されている場合があります。
キレイなダイヤモンドは昔と比べ中々手に入りずらいのでとても価値があります。
昔のデザインの指輪をお持ちの方にオススメ活用方法
昔の指輪は大きいダイヤなどが入ったデザインが多く人気でしたが服に引っかかったりするので大切に保管されている方がとても多かったり、祖母から譲り受けて大切に保管されている方がいらっしゃいます。
上記にも記載させていただきましたが指輪に使用しているダイヤモンドなどは高品質な物が多く、大切に箱に保管しているだけではもったいないと思います。
オススメとしては昔のデザインの指輪を使用する機会が無ければ指輪をリフォームして、人気のダイヤモンドネックレスなどに作り替えるのはいかがでしょうか?
元々は指輪に使用していたダイヤモンドなのでとてもきれいなダイヤモンドネックレスが作れるかと思います。
是非今使用していない指輪がございましたらお近くの宝飾店へご相談をしてみてはいかがでしょうか?
当店では毎月1回リフォーム相談会を開催しております。開催日につきましては当店まで是非ご連絡下さいませ。
モルガナイト MORGANITE
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- 英名
- MORGANITE(モルガナイト)
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- 和名
- 緑柱石(りょくちゅうせき)・モルガン石
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- モース硬度
- 7.5~8
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- 色
- ピンク~オレンジピンク色
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- 誕生石
- 4月
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- 主な産地
- アメリカ・ブラジル・マダガスカル・モザンビークなど
- 主な産地
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- 石言葉
- 優美さ・優しさ・女性らしさ・慈悲など
- 石言葉
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モルガナイトは2021年に日本の誕生石に認定された誕生石になります。
ピンク色~オレンジピンク色が一般的な色になり、指輪やネックレスなどに最近人気が出てきた宝石です。
知名度自体はまだ少ないですが誕生石に認定され今後どんどん知名度が上がってくる宝石かと思います。
モース硬度も7.5~8と鉱石の中でも比較的硬い鉱石になりますので保管の際にはご注意下さい。
今回は4月の誕生石であるダイヤモンドと新しく登場したモルガナイトの紹介しました。
誕生石というのはあくまで1つの枠組みですが、素敵な宝石に出会うきっかけになることもあります。お気に入りの宝石や誕生石を身に着けると「何かいいことがありそうな」気がしてしまうのはその特別な力の一部なのかもしれません。